16/09/23 14:00:13.89 CAP_USER.net
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東京電力は22日、福島第1原発の港湾内で21日に採取された海水の分析結果について、
2地点でセシウム137の濃度が過去最高を更新したことを明らかにした。ただ、分析結果を知らせる
報道関係者への一斉メールでは「最近の変動から見るとやや高めの傾向」と評価を矮小(わいしょう)化するような表現で発表していた。
東電によると、「1号機取水口」のセシウム137の濃度は1リットル当たり95ベクレルで、
それまでの最高値だった2015(平成27)年9月の同82ベクレルを13ベクレル上回った。
「1~4号機取水口内北側」のセシウム137は同74ベクレルで、13年10月の同73ベクレルを1ベクレル上回った。
排水路などから港湾内に雨水が流れ込み、濃度が上昇したとみられる。
分析結果は21日午後10時50分ごろ、報道関係者に一斉メールで通知された。
2地点の数値が記されていたがメールの本文に最高値更新を示す表記はなかった。
一方、メールには詳しい分析結果の資料が表示されるサイトのURLが掲載されており、詳細資料には最高値更新が示されていた。
最高値更新を本文に表記しなかったことについて、東電の担当者は福島民友新聞社の取材に
「大変申し訳ない。23日の会見でしっかり説明したい」と弁明した。