16/09/20 23:04:26.92 CAP_USER.net
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◇小規模銀行のCEO、苦渋の決断を振り返る
日銀が20日から開始した金融政策決定会合でマイナス金利拡大の是非を検討する中、
先行して大幅なマイナス金利を導入しているスイスでは、さまざまな「負の影響」が生じている。
経済下支えと副作用とのバランスに苦慮する姿は、日本の金融政策の先行きの困難さを物語っていると言える。【オルテン(スイス北部)などで坂井隆之】
「マイナス金利の負担は深刻だった。全従業員と議論し、慎重に判断した」。スイス北部オルテンの本店で、
小規模銀行「オルタナティブ・バンク」のマーティン・ローナー最高経営責任者(CEO)は苦渋の決断を振り返った。
同行は今年1月、世界で初めて全預金者に0.125%のマイナス金利を導入した。1000万円を預けると、1年で1万2500円が目減りする計算だ。
スイス国立銀行(中央銀行)が輸出に不利になる通貨スイス・フランの高騰を防ごうと、
民間銀行から受け入れる預金に課すマイナス金利幅を0.75%に拡大した(日銀はマイナス0.1%)。
金利の低い通貨ほど投資家から売られ、レートが下がりやすくなるからだ。
オルタナティブ・バンクは、顧客負担を求めなければ「サービス維持が困難になる」と判断した。6
月末の預金量は前年同期比4%減ったものの、大半が株式などの投資用口座に移ったことで預かり資産全体は0.6%減と横ばいで顧客流出はひとまず起きていない。
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