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アベノミクスの解説
2012年12月~2014月4月消費税増税までをいう。
総需要不足(つまりデフレ)の時期には政府が財政出動増・減税、中央銀行が金融緩和を行い、
総需要を押し上げるというマクロ経済学の教科書通りの政策を行おうとした。
(ただし、「減税」だけは行っていない。)
第一の矢 金融政策
日銀は「日銀券ルール」や「インフレ無き経済成長」といった言葉に象徴されるように、
1998年~2012年12月まで積極的で総需要減少のショックに対し先回りして対応するという
緩和政策をほとんど取ってこなかった。
(例外は審議委員の中原伸之氏)
インフレターゲット2%、国債の買いオペを行う。
ここで他の先進国と同じ目標を10年以上遅れているが、共有することになる。
第二の矢 財政支出増
5兆円程度政府が客となって前年度よりも多く支出した。1%程度名目GDPを押し上げた。
第三の矢 成長戦略
お大臣のお遊び(議員が成長する産業・分野なんて分かるわけがないw)
2014年4月消費税増税
第二の矢を家計に向けて発射することにより、消費・設備投資が減少。
政府→家計・企業への所得移転である財政出動のまるっきり逆である消費税増税(家計→政府)を
よりにもよってデフレ下で行う失策により、総需要が失速、
そして2016年1月~コアインフレ率がとうとうデフレに再突入、そして円高に振れる。