16/06/10 17:34:40.22 CAP_USER.net
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全世界で多くの利用者がいるパソコンの基本ソフト「ウィンドウズ」を巡り、
「勝手に最新版に更新されたがどうしたらいいのか」などとの苦情や戸惑いが利用者から相次いでいることから、
提供するマイクロソフトは問い合わせに対応するサポート態勢を今月中をめどに拡充することを明らかにしました。
マイクロソフトの「ウィンドウズ」は世界の15億台の端末で利用されているパソコンの基本ソフトです。
マイクロソフトではセキュリティー対策や操作性が大幅に向上するとして、7年前に発売が開始された
「ウィンドウズ7」以降の利用者を対象に、最新版の「ウィンドウズ10」に無料で更新する取り組みを、去年7月から行っています。
当初は、利用者が日時を選び更新する仕組みでしたが、無料の更新期限が来月29日までと残り少なくなったため、
先月中旬からは利用者がキャンセルしなければ最新版に自動的に更新されるよう変更したところ、
「勝手に更新されたがどうしたらいいのか」などとの苦情や戸惑いが相次いでいるということです。
このため、マイクロソフトでは、今月中をめどに、電話相談などに当たる担当者をこれまでの4倍に拡充し、
自動更新の仕組みやキャンセルの方法などを詳しく説明するとしていて、「更新の通知方法について改善できる点がないか、
検討するとともに利用者が戸惑わないよう情報発信も強化したい」と話しています。
相談など先月から急増
独立行政法人の情報処理推進機構によりますと、「知らない間にソフトが最新版のウィンドウズ10に更新された」
などの利用者からの相談は、先月から急増し、先月1日からおとといまでの間でおよそ110件に上るということです。
都内のパソコンの修理業者によりますと「勝手に更新されて、パソコンが動かなくなった」とか、「データの一部が消えた」、
「周辺機器が使えなくなった」などといった更新に伴うトラブルの相談も寄せられているということです。
また利用者からの相談が急増している要因の1つに更新の通知画面での説明が分かりづらいと指摘されています。
こうした状況を受けてマイクロソフト社では、ウィンドウズ10の更新の仕組みやキャンセル方法などをホームページ上で説明しているほか、
電話での相談にも応じています。
問い合わせの電話番号は0120-54-2244で、平日の午前9時から午後6時まで土日は午前10時から午後6時までです。