15/08/18 22:49:38.93 tNyNW6L+.net
今回の経済成長率のマイナスは、消費税増税による実質賃金の低下(物価「だけ」が上がった)により、
国民の購買力が相当に痛んでいることの表れです。何しろ、最大の需要項目である民間最終消費支出が
「対前期比▲0.8%」となってしまったわけです。
実質賃金、実質消費との関係は、明日、解説しますが、とりあえず「識者」と称する連中が、今回の
マイナス成長についていかに論評しているか。
下記のロイターの記事では、「識者」と称する連中が、今回の経済成長率マイナスについて論評しているのですが、
『4─6月期GDP年率‐1.6%、3四半期ぶり悪化:識者はこうみる
URLリンク(jp.reuters.com) 』
大変、興味深いことに、「消費税」という言葉が使われていません。
財務省の情報統制か何か、かかっているのではないでしょうか。と、疑いたくなるほどの不審さです。
いずれにせよ、以前から何回も書いてきましたが、今こそ「補正予算」でデフレギャップを一気に埋める
絶好のチャンスです。今、動かなければ、国会議員は国会議員たる資格はないと思います。
都合よく、国会も延長されているわけです。
ところが・・・。
甘利大臣は、
「ただちに補正(予算)のような経済対策は想定していない」
と、ある意味で予想されていたことを会見で語っているわけでございます。
経済政策を司る政治家が経済対策を講じず、エアコン様に期待するようでは、我が国は真の意味で
「政治不在」に陥っているとしか表現のしようがないわけでございます。
URLリンク(ameblo.jp)