【株式】この株価上昇は、かなり危ない…実体なき流動性相場の動きに警戒感、「今回ばかりは違う」こそバブルの特徴[04/28]at BIZPLUS
【株式】この株価上昇は、かなり危ない…実体なき流動性相場の動きに警戒感、「今回ばかりは違う」こそバブルの特徴[04/28] - 暇つぶし2ch2:Hi everyone! ★
15/04/28 09:06:26.59 .net
>>1の続き)
■最高時価総額の更新も時間の問題
 東証1部時価総額の月末ベースの過去最高は、日経平均株価が3万8915.87円の史上最高値をつけた89年12月末の590兆9088億円。
4月23日の数字はそこまであとわずかで、最高額の更新は、時間の問題である感が強い。
 むろん東証1部上場企業の数や株式数は当時と現在で異なるわけだが、仮にピーク更新となれば、今般の株高がバブルの色彩を
一段と濃くしたことが浮き彫りになるだろう。
 また、株価上昇の行き過ぎを警告し得る指標として、市場のプレーヤーや識者の間で注視対象になることが少なくない指標が、
東証1部時価総額の名目GDP(国内総生産)比である。株価の上昇が国内経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の裏付けがないまま
進んでいく場合には、この指標は100%を超えていくと理解することができる。
 GDP速報2014年10月~12月期分までしか発表されていないので、最新データは2014年12月末の東証1部時価総額と、2014年10月~
12月期の、季節調整済み実額の名目GDPから計算することになる。
 前者が505兆8973億円、後者が489兆5159億円なので、東証1部時価総額の名目GDP比は103.3%。100%を超えたのは、2007年
7月~9月期以来のことである<図2>。
■図2:東証1部時価総額(四半期末)の名目GDP比
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
(出所)内閣府、JPX資料より筆者作成
 株価動向から考えて、今年1月~3月期はもっと大きい数字になった可能性が高い。株価上昇がいよいよ警戒ゾーンに入ってきたことが
わかる。
 最近、日本企業の業績において海外収益が占める比率が上昇する中で、その「稼ぐ力」を把握するためには、GDPではなく、日本企業の
海外支店の所得など「国民」によって国内以外で生みだされた付加価値も含んでいるGNI(国民総所得。昔はGNPと呼ばれていた)が適して
いるという声も聞かれるようになった。
 昨年10月~12月期の名目GNIは514兆7618億円で、名目GDPよりも金額が大きく、4四半期連続で500兆円を超えている。そこで、東証1部
時価総額の名目GNI比をとると、2014年10月~12月期は98.3%になり、100%にはまだ乗せていない。
 もっともヒストリカルに見ると、GDP比とGNI比でグラフの形状にほとんど違いはない<図3>。
■図3:東証1部時価総額(四半期末)の名目GNI比
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
(出所)内閣府、JPX資料より筆者作成
 昨年12月末からの株価急上昇を反映して、GNI比で見た場合でも、東証1部時価総額は足元ではすでに100%を超えている可能性が高い。
■実体なき株価上昇に警戒の声
 日経平均株価の2万円台回復をうけて、街の声も含めてさまざまな報道が流れたが、株価の上昇について「実感がない」としたものが
少なくなかった。
 ファンダメンタルズから上方にかい離した流動性相場なのだから、当然だろう。政府内からも実体経済の現状と比較して「株価上昇の
ペースが速過ぎる」(経済官庁幹部)と警戒する声が出ていると報じられている。
(終わり)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch