武田薬品工業株式会社総合スレッド32悪の増資だ!at BIO
武田薬品工業株式会社総合スレッド32悪の増資だ! - 暇つぶし2ch23:任して以降、がん・消化器・神経精神疾患を重点疾患領域と定め、他領域の事業や開発品を手放すなどした。 さらに16年7月、創薬研究部門を日本と米国に集約すると発表。取締役会議長の坂根正弘(コマツ相談役)は「このときのR&D大改革が“世界の武田”への転換点だった」と振り返る。 ■創薬で苦戦 荒療治にも見える変革を断行する背景には、創薬に苦戦してきたことがある。武田は自社で創製した抗潰瘍剤や高血圧薬などを90年代に相次いで発売。いずれもブロックバスター(世界売上高が1000億円超の大型製品)に育ち、業績の大きな伸びに寄与した。 だが、00年以降に投入した自社創製の薬でブロックバスターとなったものはない。現在、武田の屋台骨を支えているのは08年に傘下へ収めた米バイオ医薬品企業ミレニアム・ファーマシューティカルズ由来の製品だ。 「ミレニアムを買収していなければ、本当に危なかった」(古参の武田社員)。 一方でウェバーは、武田が紡いできた歴史には敬意を表する。誠実・公正・正直・不屈をうたった経営哲学の「タケダイズム」について「正しい価値観であり、私が入社した一つの理由」と高く評価。 さらに「日本の会社だから、議論の余地なく本社を日本に置くべきだ」と主張し、シャイアー買収に伴って本社を海外へ移すのではないかとの観測を全面的に否定している。 ■新薬投入加速 シャイアー買収後も伝統と革新のバランスを取って社員の士気を保ちつつ、事業規模の拡大で増える研究開発費を生かし、新薬投入ペースを速める―。これが望ましいシナリオだろう。 ただ、楽観的な見方ばかりではない。UBS証券アナリストの関篤史によると「思ったほど(武田の足元の)状況は良くない。主力製品である(消化器領域の新薬)『エンティビオ』は来年以降に競合が入ってくる見込みで、競争環境が厳しくなると見ておいた方がよい」。 武田は改革の成果を開発品の充実という形で示せるのか。UBSの関は「シャイアー買収後に何も出てこなければ、もう一回大きなM&A(合併・買収)をやってもおかしくない」と指摘する。シャイアーを統合できたとしても、ウェバーの試練は続く。(敬称略) https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00490259?isReadConfirmed=true




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