17/11/15 18:40:06.46 .net
心が摩耗した
本人不在の会見だったので、詳しくはわからない。ただ、怪我ではなく、
モチベーションが上がらず練習できていないということは確かなようだ。
また、一法会長は、こうも話した。
「(一翔に)もう一度スイッチが入れば再スタートする。
でもモチベーションがないのであれば、ちゃんと引退会見をやるしかない。二つに一つ」
井岡に何が起こったのか?
今年4月23日には、ノクノイ・シットプラサート(タイ)を破り、
現在保持するWBA世界フライ級王座V5に成功。これで具志堅用高が持つ日本人記録、世界戦14勝に並んだ。
次戦で勝利すればレコード樹立であり、その先には4階級制覇を見据えることもできる。モチベーションは維持しやすいはず。
スポーツ紙等では、5月に結婚をしたことで環境が変わったことが影響しているのではと記されていたが、
それが大きな原因ではないだろう。
まだ28歳と年齢的には若く、肉体的には闘える。それでも心を摩耗させてしまったのではないか。
11年2月、オーレイドン・シスサマーチャイ(タイ)を5ラウンドTKOで破り、
BC世界ミニマム級王座を獲得して以来、15度世界戦を闘ってきた井岡は、常に注目を集めてきた。
その間に「ローマン・ゴンサレスから逃げた」「強い相手を避けている」と批判されたこともある。
そしていま、ファンからは、WBCフライ級王者・比嘉大吾(白井・具志堅)との統一戦を求められている。
相当なプレッシャーの中で井岡は心を摩耗させていたように思う。
井岡本人が口を開くのを待ちたいが、おそらく現役引退はしない。もし引退を発表したとしても、
もう一度リングに戻ってくるだろう。しかし、気持ちを一度切らしてしまったボクサーが簡単には、
闘う心をつくれない。かつての輝きを取り戻すのは難しそうだ。