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元裁判官が赤裸々に暴露「この国の司法では良心を貫くと挫折する」
いびつな日本の権力構造
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
―その結果、何が起こるのか。結末に本当に驚かされる、
原発差し止め訴訟の統制とその暗い結末が描かれていきます。
日本の権力構造の最大の問題は、客観性がないこと。
原発行政とその差し止め訴訟を調べるとはっきりわかります。
私は元裁判官ですから、中立的な立場から見ていったんですが、
日本の原子力行政は確かにおかしい。
これは本書にも出てきますが、原子力ムラでは、3つの前提が語られていたんですね。
「30分以上の全電源喪失は続かない」
「日本ではシヴィアアクシデントは起きない」
「日本の原発の格納容器は壊れない」。
これらの言明には何の根拠もないんです。
そして実際に東日本大震災によって、福島原発の事故が起きてしまった。
でも、この3つの言明について、日本を代表する原子力学者たちがお墨付きを与えていました。
福島原発事故のあと、欧米人と話していて、何度も驚かれました。
どうして専門家がそんなことを言ったのか、どうして人々はそれを信じてしまったのか、と。