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北朝鮮 弾道ミサイル その後の分析でEEZ内側に落下と推定 2021年9月15日 20時30分
15日午後、北朝鮮から発射された弾道ミサイルは、日本の排他的経済水域の
内側の日本海に落下したと推定されることが防衛省関係者への取材で分かりました。
防衛省によりますと、北朝鮮は15日午後0時32分ごろと午後0時37分ごろ、
内陸部から少なくとも2発の弾道ミサイルを東方向に発射したもようです。
このミサイルについて、政府は発射直後の情報に基づいて
日本の排他的経済水域の外に落下したと推定されると発表していましたが、
防衛省関係者によりますと、その後の分析によって100キロ未満の低い高度を、
変則的な軌道でおよそ750キロ飛しょうし、
排他的経済水域の内側の日本海に落下したとみられることがわかったということです。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域の内側に落下したとみられるのは、
おととし10月2日以来です。
防衛省は、今回発射されたミサイルの性能や飛しょうしたコースなどについて引き続き、
詳しい分析を進めています。
EEZ内側に落下はおととし以来
北朝鮮の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域に落下したとみられるのは、おととし10月2日以来です。
防衛省によりますと、このときは日本海に面する東部のウォンサン(元山)から発射された
ミサイル1発がおよそ450キロ飛行して、島根県島後沖の排他的経済水域に落下しました。
このとき発射されたミサイルについて、防衛省は、新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルで、
射程が2000キロ程度となる可能性があると分析しています。
nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013261541000.html