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>>497
とりわけ興味深いのは、以下の件だ。米国立衛生研究所(NIH)は2014年から19年にかけ、
非営利団体エコヘルス・アライアンスを通じ、WIVに340万ドル(約3億7400万円)を送金していた。
同団体のピーター・ダシャック代表は一部編集された2020年4月のメールでファウチ氏に対し、
「公の場で立ち上がり、科学的証拠が自然界起源説を裏付けていると言明したことに対し、
われわれのスタッフや協力者を代表して、個人的に感謝を述べたい」と語っていた。
「あなたの勇気ある、信頼ある声によって発せられたコメントは、
ウイルスの起源について流れている作り話を一掃するのに役立つだろう」
NIHの資金はコウモリのコロナウイルスの研究に費やされていた。
そして、WIVはウイルスの毒性や感染力を高めるための機能獲得実験を実施していた公算が大きい。
ファウチ氏は2020年2月のメールで、自らの部下にあたるヒュー・オーキンクロス氏に
コロナウイルスの機能獲得実験に関する論文を送付した。
ファウチ氏は「この論文を読め」と命じ、「今日中にやらなくてはならない任務がある」と述べた。
オーキンクロス氏は論文についてコメントし、彼らは「われわれに、海外で行われている
この作業との何らかのつながりがあるかを判断しよう」としていたのだろうと述べた。
ファウチ氏はそれ以降、彼の所属する組織は機能獲得の研究への資金提供は行っておらず、
エコヘルス・アライアンスの資金はサンプル収集のために利用されるものだった、と話すようになった。
しかし、同氏は2日、ポータルサイト「ニューズ・ネーション・ナウ」とのインタビューで、
「WIVに関するもの全てを保証することはできない。われわれにそれは無理だ」と述べている。
ファウチ氏は今週、自身の電子メールについて、
「文脈から外れて引用される可能性が極めて高い。全文の意味がとらえられていない」と語った。
それは真実かもしれない。しかし、そうであればなおのこと、
米国とWIVおよび機能獲得の研究とのつながりを調査するべき理由がある。
この問題は新型コロナの起源に関するものだが、同時にこの種の研究の将来のリスクと利益にも関係している。
現在の議会はこの問題に関心がないように思われる。
しかし、バイデン大統領は、イラク戦争開始前の情報収集の失敗を調査するために立ち上げられた
超党派による委員会のような事実調査委員会を設置することで、支援することができるかもしれない。
それは「ファウチ氏を解任せよ」といった党派色の強い動きであってはならない。
パンデミックがどこから来たのか、そして関係者は何を知っていたのか、またそれをいつ知ったのか、
などについて理解することは、貴重な教訓をもたらし、そして恐らく、人命を救うことにつながる可能性がある。
URLリンク(jp.wsj.com)