21/01/21 22:19:19.81 S4D4icUH.net
>>502
バイデン氏は正午前、議会議事堂の西側でマイクに向かった。
綿密に練り上げられた20分間の演説で、同氏は三つのメッセージを伝えた。
第一に、民主主義が深刻な打撃を生き延びたこと。
第二に、結束が可能なこと。
第三に、当面猛威を振るい続けるコロナの嵐をくぐり抜けるため、この国には結束が必要だということだ。
通常、平和的な権限委譲によって就任する大統領が、民主主義はまだ健在だと改めて
言う必要はない。本来は新指導者がその座に就く手続きに民主主義が内在するからだ。
だが南北戦争以降初めてそうした再確認が必要となった。
なぜなら、今回の権限委譲は実際、平和的ではなかったからだ。
暴力による混乱が生じたほか、選挙人の票集計が激しい攻撃で妨害された。
バイデン氏は演説の中で、あの暗黒の1日をこう表現した。
民主主義が危険にさらされる可能性を示したと同時に、
そうした打撃に十分耐えうる民主主義の強固さを示すものであったと。
「荒れた群衆が暴力を用いて国民の意志を封じ込められる、
民主主義の働きを阻止できる、
われわれをこの神聖な場所から追い出せると考えてから何日もたっていない。
だがわれわれはここにいる」と同氏は述べた。
「そのようなことは起きなかった。今後も決して起きない。今日も、明日も、これからもずっと」
民主主義を守るだけでなく、同氏は結束という、はるかに達成しがたいものを求めた。
実際、それは呼びかけというより懇願に近かった。