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【対談】養老孟司×井上智洋 「AI化は雇用創出が難しい」起こりうる“労働移動”の逆流
11/14(土) 6:07配信 PHPオンライン衆知
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
AIは意識は持てないかもしれないけれど、機能的にはどんどん人間に近づいていく。
そうすると、AIに仕事を奪われた人が「労働移動」して、別の仕事に移ろうとしても、そこでもAIがすでに活躍していて、結局職に就けないということになりかねない。
産業革命の時代、蒸気機関に仕事を奪われた人は、他の仕事に移れば良かったからね。
はい。AI化は、IT化の流れにあるから、あまり新しい雇用を作らない。人々を古い産業の方に戻してしまう可能性がある。
これは言ってみれば「労働移動」の逆流です。
AIだけじゃなくて、IT産業があまり雇用を作らないというのは簡単な話で、自動車を1台作るのに、少なくともこれまではある程度の労力や人手がかかっていた。
反対にソフトウエアは、1個作ってしまったら、あとはコピーするのはタダ。
全然人手がかからない。だから、頭のいい人たちが一つソフトウエアを開発すれば、あとはコピーするだけという点が、特化型AIを含むITの基本的な問題でもある。
そしてそれをさらに超えた問題として、汎用AIのように人間並みにいろんなタスクができるものが登場してくると、それが根こそぎ人間の仕事を奪っていく可能性があるわけです。
その可能性があるということを前提に、経済や社会を考えていかないとまずいかなと。