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>>827
バレット氏は今月に入り、「議会の意向を推し量るのは、不確かで危険なやり方だ。
これが、(法律を)文面に忠実であるべき多くの理由のうちの一つだ」と記述している。
オリジナリズムとテキスチャリズムは、憲法上の権利を拡大解釈するリベラル派の法律学を
抑え込む手法として保守派が支持する考え方だ。
バレット判事の学会、法曹界での経歴は、彼女の法理論が保守的な結論を生み出す
であろうことを示唆している。元上院議員(民主、ウィスコンシン州)で、
リベラル系のアメリカン・コンスティテューション・ソサエティーの会長を務める
ラス・ファインゴールド氏は、トランプ氏が指名した3人目の最高裁判事によって
「進歩派にとっては収穫の乏しい時期が数年ないしもっと長く続く可能性がある」と
述べている。現在48歳のバレット判事は、今世紀半ばまで最高裁判事を務める可能性がある。
バレット氏は2017年にトランプ大統領によってシカゴの第7巡回区控訴裁判所の判事に
指名された。その際、承認のための議会公聴会で、彼女のカトリックの信仰が
宗教色のない判断を阻害するのではないかとの観点で民主党上院議員らの詰問に直面した。
同氏はその時、「それが信仰から来るものでも、それ以外の何かから来るものでも、
判事が法に対して自らの個人的な信念を押しつけることは、決して適切ではない」と述べた。
ダイアン・ファインスタイン上院議員(民主、カリフォルニア州)に
女性が人工妊娠中絶する権利を認めた1973年のロー対ウェイド判決を支持するかと聞かれた際、
当時教授だったバレット氏は、「私は控訴裁の判事候補者として検討されているのであり、
ロー判決について反対票を投じる機会はないだろう」と答えていた。
最高裁は、前例について再検討する権限を持つ唯一の裁判所なので、そういう機会は
あるかもしれない。当時大統領候補だったトランプ氏は2016年の討論会で
同判決を覆すことについて聞かれ、「われわれが2人ないし3人の判事を送り込めば、
そういったことが起こるだろう。私の見方からすると、それは自動的に起こる。
私が裁判所にプロライフ(生命尊重派)の判事を送り込むからだ」と述べていた。