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原発処理水、「丁寧に説明」 IAEA総会で井上科技相 2020年09月21日21時24分
【ベルリン時事】井上信治科学技術担当相は21日、
ウィーンで行われた国際原子力機関(IAEA)総会に寄せたビデオ声明で、
東京電力福島第1原発から出る放射性トリチウムを含んだ処理水の処分方針について
「丁寧かつ透明性を持って国際社会に説明していく」と表明した。
井上科技相は、グロッシIAEA事務局長が2月の訪日時、大気か海洋への放出という
二つの選択肢について「技術的に実現可能で、国際慣行に沿っている」と評価したと説明。
処分方法はIAEAの助言などを踏まえて検討していくと述べた。
処理水の処分をめぐっては、韓国が海洋放出に強い懸念を示している。
URLリンク(www.jiji.com)
韓国政府、IAEA定期総会で福島原発汚染水放出検討に懸念を表明。
「韓国を含めた国際社会の懸念と不安が高まっている」 聯合ニュース(朝鮮語版)報道。
URLリンク(www.yna.co.kr)
科学技術情報通信部の鄭炳善第1次官はビデオでの基調講演で
「最近、日本政府が福島原発汚染水の処分案に海洋放出を有力に検討していると報道されているが、
これによる環境的安全性について、韓国を含めた国際社会の懸念と不安が高まっている」と指摘。
「原発汚染水の海洋放出は全地球的海洋環境に影響を与える可能性がある問題なので、
方法の妥当性と中長期的な環境危害などを十分に検討する必要があり、
利害関係者との協力だけでなくIAEAなどの国際社会との協調が必要な事案」と強調した。
特に、日本政府が福島原発汚染水の処分案を用意する際には、国連海洋法条約など国際法に基づいて、
国際社会がその安全性を十分に理解して対応することができるよう、
処分案決定に先立って韓国を含む国際社会と透明性を持って意思疎通する義務があり、
この過程でIAEAが積極的で重要な役割を果たすように提案した。