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3 結果 まず、現在もなお日本人と比較して在日コリアンの失業率は高い。これは学歴別にみても同じ結果
になるため、人的資本の不足ではなく就職差別が今でも失業率を押し上げていることが示唆される。 ただし、鍛治報告が示すように学歴の格差は年齢を追って解消されるようになっており、相対的な失 業率の格差は縮小してきた。ただし、高齢者の就業比率は日本人より在日コリアンの方が高く、これ は自営業比率の高さでは説明できない。清掃など雑業で雇用される者が一定数存在していることから、 社会保障からの排除により高齢になっても働かざるを得ない状況がうかがわれる。さらに、2000 年 代に入ってから高年層の失業率が高まっている。これは、在日コリアンの民族経済を支えてきたエス ニック・ビジネスの廃業が多いことによっており、将来的に深刻な問題を生み出す可能性がある。