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コロナ研究に「富岳」利用 理研の新スーパーコンピューター 2020.4.7 12:06
理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)は7日、
開発中の新スーパーコンピューター「富岳」を新型コロナウイルス研究のため試験利用すると発表した。
治療薬の発見や流行対策の効果に関するシミュレーションなどに生かす。
センターによると、富岳は令和3年度に本格利用を始める予定で、
現在は完成時の1~2割の能力だが、稼働はできる状態。
約2000種類の既存薬から効果が見込めるものを選び出したり、
薬を組み合わせた場合の効果を予測したりする
京都大の奥野恭史教授のチームなどによる利用が決まっている。
富岳は、昨年夏に運用が終了したスパコン「京」の後継機で、
計算速度は京の約100倍に向上すると見込む。
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