19/04/30 13:01:09.53 8UOn/YfZ.net
>>479 >>481 >>483
【正論】露に領土返還の意思は毛頭ない 北海道大学名誉教授・木村汎
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プーチン政権は04年、中国との領土紛争に終止符を打った。すなわち同政権は、ウスリー川とアムール川の合流点の三角州
に位置する3つの島(ボリショイ、タラバーロフ、大ウスリー島)の主権帰属先問題に関して、係争3島の全面積を2等分し、
その半分を中国領と認めることに同意した。
現文脈で重要なのは、しかしながら、このときプーチン政権は同交渉の経緯をロシア国民に一切知らせず秘密裏に話を進めた
事実だった。なぜ、そうしたのか。その理由は明らかだろう。
もしロシア国民、とくにその極東地域の住民たちが交渉の進行状態を知った場合、必ずや彼らはプーチン政権の最終決定に
猛反対するに違いない。同政権は、こう危惧したからである。
手法はともあれ、日本との領土交渉に関してはプーチン政権は世論調査を行わせている-このこと自体が、島を引き渡さない
政権の意向を明確に物語っている。日本側はこのメッセージを厳粛な事実として受け止める必要があろう。