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陸自日報問題 与党「文民統制の根幹に関わる」再発防止求める
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陸上自衛隊のイラク派遣の日報が見つかった問題について、自民・公明両党の幹事長らは、小野寺防衛大臣への報告が遅れたのは文民統制の根幹に関わる重大な問題だとして、
政府に再発防止を求めていくことで一致しました。
自民・公明両党の幹事長らは東京都内で会談し、イラク派遣の日報問題について「陸上幕僚監部が文書の存在を把握してから小野寺防衛大臣に報告するまで時間がかかりすぎており、
シビリアンコントロール＝文民統制の根幹に関わる重大な問題だ」として、
政府に再発防止を求めていくことで一致しました。
そのうえで、来週１１日に予定されている衆議院予算委員会の集中審議などで経緯を明らかにするよう、政府に求めていくことを申し合わせました。
またカジノを含むＩＲ・統合型リゾート施設の整備に必要な法案に先行して、ギャンブル依存症対策の法案を審議することや、
政府・与党が今の国会の最重要法案と位置づける働き方改革関連法案の今週中の閣議決定を目指して、与党内の了承手続きを急ぐことも確認しました。
会談に同席した自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し「日報の問題を、予算委員会の集中審議などの場でしっかり議論するのは大事なことではないか。改めるべきところは速やかに改めることが大事だ」と述べました。