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貴乃花と日馬富士、被害者が悪者になる「バカげた事件」の不快さ
12/3(日) 11:00配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
記者の質問に気色ばんだり、質問を遮ったりする場面も見られ、当初の反省の色がどこかに行ってしまったような様子だった。
端的に言えば、不快な会見だった。
まだ捜査中ではあるが、自らの暴行で相手に大怪我をさせておきながら、まるで「横綱を辞めさせられた自分のほうが被害者だ」と言いたげな態度が滲み出ており、
「相手のことを思う一心だったのに」「相手のほうが悪かった」との言い訳に至っては甚だ聞き苦しい。
「横綱としての品位」に傷をつけたから引退ではなく、人に暴力を振るってケガをさせたから引退だということがわかっていない。
こんな親方だから、弟子がこんなことになってしまったのだ。親方の責任はとても大きい。
それに輪をかけて酷かったのが、日本相撲協会の危機管理員会なるものが出した「中間発表」である。
その内容自体についても、論評をするのも嫌になるほどのあまりの酷さである。まるで、日馬富士が主人公の安っぽいメロドラマである。
貴ノ岩を一貫して「悪者」として描き、「謝罪をしていればこんなことにはならなかった」と、あたかも彼一人にすべての責任を負わせるかのような態度は、卑劣としか言いようがない。
聞くところによると、危機管理員会の委員長は、元高検検事長だという。
検察官が正義の味方とは思わないが、あまりのポンコツさに呆れるばかりである。
そして、極めつけが、中間発表と同日に開催された相撲協会の理事会でのやり取りである。
マスコミ報道も、貴乃花親方の「頑固さ」ばかりをクローズアップしているが、この風景もなんとも異様である。
貴乃花親方は、被害者側であって、被害者を守る立場である。
彼は、繰り返し「この一件は、もはや関取同士の内輪もめという範疇を超えているから、警察に届けを出し、その捜査を優先する」と主張しているだけなのに、そのどこがおかしいのだろうか。
相撲協会や横綱に媚びへつらう道徳などいらないし、被害者と加害者を逆転させるような馬鹿げたことは、厳に慎むべきである。