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>>171
(大機小機)危うい株価高騰
2017/6/27付 日本経済新聞 朝刊
URLリンク(www.nikkei.com)
URLリンク(ajimura.blog39.fc2.com) og-entry-4765.html
最も懸念されるのは、株価が官製価格になっていることだ。理由は日銀の異次元緩和にある。
日銀は上場投資信託(ETF)の買い入れを増やし、今や日本株保有額の第3位だ。日銀の資産状況が悪化すれば円の
信用が危ぶまれる。そのため日銀は株価を維持したい。自分でつくった高値相場の維持に奔走せざるを得ない状況だ。
株価維持には、巨額の年金資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も一役買っている。
約145兆円の運用資産のうち、昨年末時点では約24%が国内株式に充てられており、保有額首位だ。
これでは、投資資金も政府が買い支えてくれそうなところに回り、将来発展しそうな企業に集中するという保証もない。
状況は債券についても同じだ。金融が未来への投資という役割を果たしておらず、ただのマネーゲームと化している。
おまけに日本の株式の30%以上は外国人投資家が保有している。株価を維持しても、かなりの部分は海外の投資家の
懐を肥やすことになる。
日銀は市場から徐々に手を引くべきだ。