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>>86 >>115
月刊日本2017年5月号
【特集①】 おコメが食べられなくなる!!
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三橋貴明 種子法廃止は亡国への道
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三橋 安倍政権は、TPP、農協解体、全農解体騒ぎ、種子法廃止など、一貫して農業をビジネス化する政策を進めています。
これらは日本の利益ではなく、アメリカやグローバル企業の利益になるものです。おそらく安倍総理は対米従属が長期政権の
条件だと考え、アメリカに迎合しているのだと思います。安倍総理はアメリカファーストの政治家であり、安倍農政もやはり
アメリカファーストの政策なのです。
山田正彦 イネの苗の価格は10倍になる
山田 種子を制するものは、世界を制するとも言われています。特に穀物の種子は、日本人の生存にとって不可欠なものです。
例えば住友化学は「つくばSD]というコメの品種を作っています。また三井化学は「みつひかり」というコメの品種を
作っています。これらは、特性が遺伝されないF1品種なので、次の年に作付けはできなくなり、毎年、種籾を買わねばなら
なくなります。「こしひかり」であれば、農家は1キログラムあたり400円で購入することができますが、「つくばSD]の
価格はその5~6倍、「みつひかり」は4~5倍と言われています。
山田 現在審議中の「農業競争力強化支援法案」には、「独立行政法人の試験研究機関及び都道府県が有する種苗の生産に
関する知見の民間事業者への提供を推進すること」とうたわれています。そうなれば、我々の税金によって営々と守ってきた
我々の宝物である知見が、モンサントなどの外資系企業にタダみたいな価格で譲渡されてしまいます。
しかも、彼らが日本の原種、原原種、優良品種などから種苗の特許申請をすれば、日本の農家は高い種子を買わされるだけ
でなく、さらにロイヤリティまで払わなければならなくなる。
私が農水大臣の時、農水省はすでに「遺伝子組み換え農産物はこれまでの品種改良の延長に過ぎないので安全である」との
チラシを用意していたのです。私は直ちに全てのチラシを破棄させましたが、国は遺伝子組み換えイネの栽培をつくばの
隔離圃場で始めています。
聞くところでは、日本モンサント、住友化学等との共同開発によるとされています。・・・
いずれ日本のイネの種子は遺伝子組み換え種子に代わってしまう。日本人は、10年もすればモンサントの遺伝子組み換え
イネのコメを食べさせられる運命にあるのではないか。