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連合と民進の分断狙う=安倍首相、神津会長に協力要請
2016年12月22日19時55分
安倍晋三首相は22日昼、連合の神津里季生会長と首相官邸で約30分間会談し、政府が進める働き方改革への協力を求めた。会談は首相が呼び掛けた。
民進党の最大の支持団体である連合に接近することで、野党共闘をめぐりぎくしゃくしている民進党と連合の分断を図る狙いがありそうだ。
首相は席上、「安倍政権の最大のチャレンジの一つが働き方改革だ。労使がともに理解し合いながら進めていかなければ、実を挙げることができない」と協調を呼び掛けた。
一方、神津氏は第2次安倍政権以降、一度も開かれていない首相と連合会長による「政労会見」の再開を要請。
首相は明確に回答はしなかったものの、「これからもさまざまな提言、意見を承りたい。建設的に議論していきたい」と述べ、連合との対話には前向きな姿勢を示した。
首相は政権復帰後、政労会見に代えて経済界を交えた政労使会議を開催。春闘で連合を差し置く形で経済界に直接賃上げを促してきた経緯がある。
だが、今回の首相と神津氏との会談や、先月30日に自民党が5年ぶりに開いた連合幹部との意見交換会を通じ、政権側は柔軟姿勢を見せている。
連合は、民進党が共産党と連携を深めることに強く反対している。政権側には、連合と距離を縮めることで民進党を揺さぶりたいとの思惑があるとみられる。
これに関し、同党の蓮舫代表は記者会見で「働く声を代弁する連合が政労会見を求めるのは当然の主張だ。われわれとの関係にくさびを打つとの見方は邪推だ」と語った。
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