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北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由
ダイヤモンド・オンライン 12/19(月) 6:00配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
ロシアのプーチン大統領が12月15日に来日した。
安倍総理との会談で、北方領土問題について具体的な進展がなかったことから、失望の声も聞かれる。
しかし、もっと大局的視点から見れば、会談はロシアだけでなく、日本にとっても成功だったと言える。
日本側の投融資は総額3000億円規模になる。日本とロシアが利益の出る事業に取り組むことは、とても重要である。
2つの国を結びつけるもっとも強力な「接着剤」は、「金儲け」なのだから。
最悪のパターンは、「日本vs中国・ロシア」の戦いになることだ。
こうなると、日本に勝ち目は1%もなく、尖閣は確実に奪われるだろう。
日本は、米国との関係を強固に保つと同時に、中国とロシアを分裂させ、
ロシアを中立にとどめておくことがとても大事なのだ。
2プラス2の開催は「中国への強烈なメッセージになる」(日本政府関係者)とされる。
もう一度整理すると、重要なのは、以下の2つの視点だ。
・日米関係が好転すればするほど、中国は尖閣侵略が難しくなり、日本はより安全になる。
・日ロ関係が改善されればされるほど、同じように中国は、尖閣侵略が難しくなる。
日本政府は、このようなロシアの「戦略的位置づけ」をはっきり認識し、ゆっくりでも着実に、日ロ関係を改善していかなければならない。
北方領土返還はもちろん、日本にとって大切なことなのだが、そこにこだわるがあまりに、迫り来る「中国」という脅威を忘れてしまっては、
取り返しのつかないことになりかねない。