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『ビジネスジャーナル』の貧困女子高生報道にあったこれだけの問題 ネットメディアの“化けの皮”が剥がれた瞬間
週刊文春 10/6(木) 7:01配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
BJは「日刊サイゾー」などのネットメディア事業や出版事業を手掛けるサイゾー社(代表・揖斐憲氏)が運営するビジネス系ネットメディア。
サイゾー社は年商11億円を誇る業界大手で、その中でもBJは月間3~4000万PV(ページビュー)を稼ぐというドル箱コンテンツだ。
日本インターネット報道協会の代表理事で、編集者の元木昌彦氏はこう語る。
「ネットメディアには取材や原稿のイロハのイも分からない人も多い。書き手やチェックする編集者のレベルをどう上げるかが、
ネットジャーナリズムの大きな課題となっているのです」
ある新興ネットメディア編集者は、「志の低さ」を指摘する。
「広告収入がメインとなっている老舗ネットメディアの問題は、コストをかけずに記事を作るという方式が常態化していることです。
これは“コタツ原稿”と揶揄される手法で、要はコタツの上だけで取材・執筆が完結する。まともに取材をしないで記事を書くから、
捏造やパクリといった手法に陥り易いのです」
ジェイキャストの編集長は朝日新聞出身
サイゾー社が運営する「日刊サイゾー」と共に、老舗ネットメディアの一つとされるのが「J-CASTニュース」(以下・ジェイキャスト)である。
06年に朝日新聞出身で元「AERA」編集長だった蜷川真夫氏が設立したネットメディアで、現在は元朝日新聞役員の杉浦信之氏が編集長を務めている。
杉浦氏といえば朝日新聞時代、慰安婦問題に関する同社の姿勢に疑問を呈した池上彰氏のコラムの不掲載を指示した張本人としても知られる。
民間調査会社のレポートでも〈自らの調査報道は殆どない点が特徴で、ローコストでの運営を可能としている。
取材やコストを省力化した簡易メディアと評されることもある〉と、要は“パクリ”でコストを削っていると分析される始末だ。
著作権に詳しい山縣敦彦弁護士はこう指摘する。
「最高裁判例では、著作権法上の『引用』として認められる要件として、〈明瞭区分性〉と〈主従関係〉を挙げています。出所を明示していても、
自分の文章が〈主〉であり他人の文章が〈従〉でなければ引用は認められない。ですから引用だけで記事を構成した場合は、著作権侵害になることが濃厚です。
引用要件を満たさない無断転載は原則違法であるとネットメディアはもっと自覚するべきです」