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やっぱり相思相愛? 連合幹部が自民・茂木政調会長に予算など要望書
産経新聞 11/30(水) 17:36配信
民進党最大の支持団体である連合の逢見直人事務局長が30日、自民党本部で茂木敏充政調会長らと会談し、
雇用対策や社会保障財源の確保など平成29年度予算編成や経済運営への要望書を手渡した。
連合と複数の自民党政調幹部による政策協議は初めて。茂木氏は「現段階で連合の政策に最も近いのは自民党ではないかと自負している」と述べ、
逢見氏も記者団に「方向性はそんなに違っていない」と語った。
自民党と連合をめぐっては、二階俊博幹事長が10月に神津里季生会長と会談し、今後の連携に意欲を表明。
逢見氏も11月1日に自民党本部で開かれた「働き方改革に関する特命委員会」に出席して同一労働同一賃金について意見交換するなど、接近が目立っている。
逢見氏は自民党の関係について、記者団に「もともとそんなに距離感のあるものではない。
社会保障財源が非常に厳しくなっているといった問題意識は自民党の皆さんも同じだ」とも語り、相思相愛ぶりをアピールした。
一方、民進党と共産党との選挙協力については「われわれは共産主義社会を作ろうという運動をやっているわけではない。
そういった政党との関係は応援できないというのが基本的な考え方だ」と述べ、野党共闘に重ねて否定的な考えを重ねて示した。