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>>458
中国の抗日戦勝記念行事に参加も軍事パレードには欠席、メルケル首相の妙手
AUGUST 14, 2015 07:13
朴槿恵大統領が来月の中国の抗日戦争勝利記念行事で「軍事パレード欠席」の方針を
決めたのは、ドイツのメルケル首相のロシア戦勝節出席決定といくつかの点で似ている。
欧米諸国の首脳は、ロシアが意欲的に準備した5月9日の対ドイツ戦勝70周年式典に
招待されたが、ほとんどが参加しなかった。ウクライナ情勢でロシアが制裁を受けていると
いうことが最大の理由だった。冷戦は終わったが、ロシア軍隊が先端兵器で威力を誇示する
赤の広場の軍事パレードに出席することにも抵抗があった。韓国もこのような基調に同意し、
朴大統領が欠席する代わりに尹相炫大統領政務特補を特使として送った。
しかし、メルケル首相は「第3の道」を求めた。軍事パレードが終わった翌日(10日)、
ロシアを訪れ、プーチン大統領と会談した。軍事パレードが開かれた赤の広場に行き、
「無名勇士の墓」に献花し、独ソ戦争で犠牲になったソ連軍兵士を追悼した。
「軍事パレードボイコット」というG7首脳と歩調を合わせながらも、
独ソ戦争の当事国の首脳として国民感情を意識した絶妙の「積集合」を見出したのだ。
「女性指導者」という共通点がある朴大統領とメルケル首相は、2000年10月、
当時ハンナラ党副総裁とキリスト民主党党首として会って以降、良好な関係を築いてきた。
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