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ヒラリー氏、個人サーバーを司法省に提出へ
By PETER NICHOLAS and DAMIAN PALETTA
2015 年 8 月 12 日 19:42 JST
ヒラリー・クリントン前米国務長官が、在任中に電子メールのやりとりで使用していた
個人サーバーを連邦当局に提出する予定であることが分かった。来年の米大統領選挙に向けて
民主党候補の指名争いに出馬しているクリントン陣営の広報担当者が11日、明らかにした。
これは予期せぬ動きであり、クリントン氏の型破りなやり方には個人サーバーを使うという
政府の機密事項を守るには不十分な方法も含まれていたとの懸念の払拭を図る試みでもある。
クリントン陣営の広報担当者によると、同氏はニューヨーク州チャパクアの自宅にある
個人サーバーと電子メールのコピーが保存されているサムドライブ(USBメモリ)を
司法省に提出するようスタッフに指示した。
サーバーを提出するというクリントン氏の決断は意外な展開だ。国務長官時代の仕事に
関係する電子メールはすべて国務省に提出したというクリントン氏の主張を検証するため、
個人サーバーを第三者機関に提出するよう共和党指導者らは数カ月にもわたって求めてきたが、
同氏はこれを拒否してきた。同氏はまた、結婚式や休暇、ヨガなど個人的な内容に関する
3万1000通余りの電子メールをサーバーから削除したと話していた。
だが、同氏の主張はこれまでのところ問題を収束させるには至っていない。
さらに、民主党内では、世論調査で同氏を誠実かつ率直だととらえている回答者の数が
減少しているのは公務関係の電子メールのやりとりに個人的なアカウントを使用した
問題が一因だと懸念する声も出ている。
上院司法委員会で委員長を務めるチャック・グラスリー議員(共和、アイオワ州)は
「歓迎すべき展開だが、クリントン家の個人的なサーバーと、(ヒラリー氏の)弁護士が
保管していたサムドライブが最近、当局に提出されたというのは信じがたい」と述べた。