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黒人射殺追悼最中に少年が警官に発砲 米ファーガソン、非常事態宣言…衝突再燃か
2015.8.11 21:47更新
【ニューヨーク=黒沢潤】丸腰の黒人少年が白人警官に射殺された事件から1年を迎えた
米中西部ミズーリ州ファーガソンで10日、非常事態が宣言された。9日の追悼集会の
最中に警官への発砲事件が起き、同日夜から10日にかけて警官隊と住民が衝突するなど
情勢が一気に悪化したためで、警察の暴徒鎮圧部隊が市内に展開した。
昨年の事件では抗議行動や暴動が全米の主要都市に拡大し、国内の人種間対立の深刻さが
改めて浮き彫りとなっただけに、司法当局は警戒を強めている。
地元警察によると9日の発砲事件は、昨年死亡した黒人少年の友人、
タイロン・ハリス容疑者(18)が複数の警官に向けて銃を撃ち、その場で警官隊が
応戦した。ハリス容疑者は重体で入院しており、10日に訴追手続きが取られた。
ハリス容疑者の父親は、息子は銃を所持しておらず、
警官隊と住民らが衝突する最中に巻き添えとなったと主張している。
事件を受け、ファーガソンでは10日、住民ら数百人が警察に対して抗議デモを
行った。米メディアによれば一部の住民は近くの高速道路を封鎖したという。
また、10日未明には未成年の男性2人が車に乗った何者かに銃で撃たれて負傷したほか、
商店が暴徒に襲撃されたり事務所の電子機器が盗まれたりするなど混乱が広がった。
一方、ファーガソンに近い同州の主要都市セントルイスでも10日、連邦裁判所の
建物に住民らが多数押し掛け、不法占拠などの容疑で少なくとも57人が逮捕された。