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"経済成長経路、当初の展望に合致" 韓銀、基準金利1.5%で維持 【朝鮮ビズ】
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我が国の潜在成長率は3%台、経済体質高める構造改革重要
韓国銀行金融通貨委員会は、市場の予想どおりに8月の基準金利を現行の年1.5%で凍結した。金通委は13日の定例
会議で、全員一致でこのように決めたと明らかにした。イ・ジュヨル韓銀総裁はこの日、金融通貨委会議後に開いた記者
懇談会で、“我が国の経済は、韓銀が7月に発表した成長経路に合致する流れを見せている”と話した。
金通委が2ヶ月連続で金利を凍結したのは、国内経済がMERS(中東呼吸器症候群)事態を乗り越えて、回復傾向を
見せているという判断があった。金通委はこの日、定例会議直後に出した通貨政策方向で、“MERS事態の衝撃で萎縮
していた消費と経済主導者の心理は改善される姿”として、“今後国内経済は、拡張的なマクロ経済政策、MERS事態
消滅などに力づけられて回復傾向を現わすだろう”と展望した。
昨年から4回続いた金利引き下げ措置と、政府が編成した追加補正予算の経済的効果を、さらに見守らなければなら
ないという判断も、今回の金利決定に影響を与えたと分析される。金通委は昨年8月と10月の2回金利引下を断行し、
5ヶ月後の3月に、金利を史上初の1.75%まで引下げ、さらにMERS事態がさく烈した6月に、再び金利を1.5%に引下げた。
イ総裁は懇談会で、“MERSなど予想できない衝撃があり、構造的な問題も金利引下げ効果を相殺した側面があるが、
明らかに、過去4回の金利引下げは実物景気回復への肯定的な効果があった”と主張した。
しかし、対外環境は容易でない。FRBは年内の金利引上げ方針を発表し、中国人民銀行は11日から3日連続して元の
切下げ措置を発表した。このため国際金融市場は大きく揺れ動いた。国内経済に対する金通委の認識は改善されたが、
通貨政策方向に“成長経路の不確実性は高いと判断される”という文面が含まれている点は、このような脈絡と解釈される。
イ総裁は、“米国の金利引上げ速度は緩やかだと予想され、我が国のファンダメンタルと外国為替健全性は良好で
あるため、国内の外国人資金流出は制限的であると予想する”としたが、"ここに中国の景気不安まで重なり、一部脆弱な
新興国へ金融不安が拡大する可能性を排除することはできない"と憂慮した。また、中国の元切り下げ措置に対しては、
“我が国の輸出競争力と資本流出の側面で(我が国が受ける)影響は複合的であり、今後の状況を見て判断する”として
言葉を慎んだ。
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