15/08/11 18:24:56.48 MrTnwj+u.net
背任と不良にはさまれて、国策銀行構造調整のジレンマ 【アジア経済】
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KDB産業銀行と韓国輸出入銀行が、大宇造船海洋など不良企業の構造調整に直面してジレンマに陥った。2つの国策
銀行が不良兆候を捕捉した場合、すぐに貸し出しを回収する都市銀行のように不良移転を防ぐための尻尾切りには出ら
れず、結局国民の負担を拡大したとの指摘がされている。それでも国策銀行という特殊性を無視したまま、不良企業の
与信全て断ち切って構造調整に乗り出すことも難しい。'背任'と'不良'の間で、国策銀行の悩みが深まっている。
11日、産業銀行と輸出入銀行が国会企画財政委員会パク・ウォンソク(正義党)議員に提出した資料によれば、2つの
国策銀行から貸出しを受けた企業のうち、法廷管理にまで至った企業は最近5年間で333社にのぼる。これら企業に
対する2つの国策銀行の与信規模は、5兆4693億ウォンに達した。
通常では法廷管理企業債権の30%程度を回収可能に分類していることから、2行が保有する法廷管理企業債権のうち、
回収可能な金額は1兆6400億ウォンあまりと推定される。このようになれば、回収不可能な3兆8200億ウォンあまりは
国内経済の'雷管'で作用するになる。 産業銀行関係者は、"国策銀行である特殊性から、(私たちが)一定部分甘受する
役割があるのは明らかだが、不良企業を一手に引き受けて私たちの不良も同時に大きくりかねない"と心配した。
実際に2000年以降、都市銀行を上回る2行で健全性の尺度であるBIS比率(国際決済銀行基準自己資本比率)は、
2013年から市中銀行より低くなった。輸銀のBIS比率は3月末10.38%で、2008年の金融危機後では最低だった。産業
銀行のBIS比率は14.40%(5月末基準)で良好な方だが、昨年の14.67%に比べて低下した。
このような状況でさく烈した大宇造船海洋事態は、2行のアキレス腱になっている。大宇造船の最大株主である産業
銀行は、1兆ウォン規模の有償増資を推進しなければならず、最大与信を提供している輸銀も前受金払い戻し保証(RG)を
共同で責任を負わざるをえない境遇になった。2つの国策銀行が大宇造船海洋を生かすために大規模資金を提供して
これに伴う不健全化の可能性が高まることになれば、結局は政府が血税を投じることになる最悪の状況に進むことに
なる。こうなると、回復の兆しがない会社にまた、お金を注いでは不老を拡大したという非難が大きくなるほかはない。
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