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米大統領選討論会で2分された共和党候補者
By PATRICK O’CONNOR, JANET HOOK,REBECCA BALLHAUS and DAMIAN PALETTA
2015 年 8 月 7 日 16:16 JST 更新
【クリーブランド】来年の米大統領選を控えた指名争いが本格化するなか、
オハイオ州クリーブランドで6日、共和党候補者による初の討論会が開催された。
討論会は世論調査による支持率が上位10人と下位7人の2部構成で行われ、
いずれも全米にテレビ中継された。
上位10人の候補者による論戦の口火を切ったのは不動産王ドナルド・トランプ氏。
同氏は、共和党候補として指名を得られかった場合、独立候補として出馬しないことは
確約できないと発言した。このスタンスは共和党を支持する有権者の反感を買いかねない。
最終的に指名を獲得した共和党候補を支持するという約束を断固としてはねつけた
トランプ氏に対し、会場の観客からはブーイングが飛び、ケンタッキー州の
ランド・ポール上院議員はすぐに反論した。ただ、この発言で討論会は活気づき、
トランプ氏が大統領選にもちこんだ祭りのような雰囲気を印象づけるものとなった。
歯に衣着せぬトランプ氏のこうした戦闘的な姿勢は、共和党の指導層の中に
不安感を呼び起こす可能性がある。ただトランプ氏は、第三勢力としての出馬は、
民主党のヒラリー・クリントン氏に本戦での勝利をもたらす可能性があると指摘した。
トランプ氏は「大口をたたいていることは十分に分かっている。
私は共和党候補として勝ちたい」と述べた。
ポール上院議員は、トランプ氏について、「彼はあらゆる政治家を売ったり買ったり
している」とし、「すでにヘッジもかけている」と攻撃した。
トランプ氏は素早く「彼にはたんまりカネを渡している」と切り返した。
ただし、それを裏付ける政府の記録はない。また、共和党予備選の有権者の半数は
トランプ氏に票を投じることは考えていないと回答している。