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【シー・シェパード】SSのワトソン容疑者 パリでは「文化人」扱い“甘い生活”謳歌もICPOの手配にビクビク
2015.8.6 01:00更新
フランスに逃亡している反捕鯨団体(SS)創設者、ポール・ワトソン容疑者(64)が
7月中旬、国家の諮問機関が主催し、オランド大統領も同席した気候変動問題の会議に参加し、
演説をしていたことがわかった。国際刑事警察機構(ICPO)から国際指名手配されている
ワトソン容疑者は昨年7月、米国からフランスへと移住。この1年間の間に、自身も
「恋の街、ロマンスの街」と述べるパリでロシア人女性と知り合い、4度目の結婚を果たした。
5月にはカンヌ映画祭に招待され、妻と一緒にレッドカーペットを歩いた。
日本政府は仏政府にワトソン容疑者の身柄拘束を要請しているが、仏政府は事実上、これを拒否。
仏社会はSSを正当なNGOと捉え、ワトソン容疑者を環境保護活動のリーダーや文化人として
受け入れている状況にある。しかし、ワトソン容疑者はこの1年間、仏国内から一度も
他国へ越境していないとみられ、ICPOの手配を恐れていることがうかがえる。
ワトソン容疑者が参加した気候変動問題の会議は7月21日、パリで開かれ、
国の諮問機関、経済社会環境評議会(CESE)とNGOが共同で主催。
オランド大統領やファビウス外相のほか、アイルランドのヒギンズ大統領や国連の
アナン前事務総長らの要人や俳優のアーノルド・シュワルツネッガー氏らも参加した。
イベントに招待されたワトソン容疑者はゲストスピーカーとして壇上に立ち、
約2分間にわたり海洋の環境保護の重要性について演説を行った。仏紙ルモンドは
「地球上で80%の酸素を作り出している海洋が今、死のうとしている」とする
ワトソン容疑者の発言を、他の要人の演説と同列で取り上げた。
ワトソン容疑者は6月末にも、米ニューヨークの国連で開催された気候変動関連に関する
イベントにフランスからビデオ出演を果たした。国際的な機関や国家が主催するイベントに
参加することで、過激団体の汚名を払拭し、イメージを向上させたいとの思惑がある。
ワトソン容疑者の国連でのイベントに関しては、日本政府が正式に抗議。
これを受けた国連側も遺憾の意を表明した。
しかし、フランスでのイベントでは、日本側からは抗議を行っていないとみられる。