15/08/04 17:28:14.54 ibopynqJ.net
>>266
昨年はウーバーや、同業のリフト、家事代行業者と利用客をマッチングするアプリの
ハンディブック、ネットを使って一般人にスーパーの買い物代行を依頼するインスタカート、
即時配達サービス会社ポストメイツ、食品等配達のトライキャビアといった企業が、
そうしたサービスを提供する労働者を「インディペンデントコントラクター
（独立請負人）」と誤って分類したと主張する訴訟に巻き込まれた。
独立請負人は連邦や州の労働法による保護をほとんど受けない。
こうした訴訟は、時間外労働や労災補償、失業保険、食事休憩時間分の時給、
必要経費などの未払い分の支払いを要求している。
ホームジョイは5時間ごとに30分間の食事休憩に対する対価を提供しなかったとされた。
これに従うと、人件費は20％以上増加しかねない。労災補償の保険料が運送業界の
給与の14％を上回るカリフォルニア州ではもっとコストが増加することになる。
オバマケア（医療保険改革）の下で、正社員が50人以上の企業は、健康保険の提供も
義務付けられている。一部の訴訟で、原告側は、労働者が職場に向かう時間や
電話をかける時間も「勤務時間」とみなし、最低賃金と時間外労働に関する法律に
基づき、補償されるべきだと主張している。
独立請負人が労働組合に加入できないことから、複数の労働組合がシェアリング・
エコノミーの企業への攻撃を強めている。こうした企業が、労働組合のある企業よりも
高い効率性や経費削減を実現しサービス市場を混乱させているためだ。
それでも、消費者の必要性を、意欲的な労働者によるサービス提供によって満たす
企業は増えている。ウーバーとリフトはともによく知られている。インスタカートや
ポストメイツ、トライキャビアは食料品や事務用品、レストランの食事などを安い料金で
配達する。また、タスクラビットの契約労働者たちは、配管設備の修理やパーティーの
準備のほか、チケット購入のために列に並んだり、引っ越しの手伝いといったサービスを
提供する。