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エルサレム 聖地とされるモスクで衝突
7月27日 4時29分
中東のエルサレムにある、イスラム教の第3の聖地とされるモスクで、
パレスチナ人とイスラエルの治安部隊が衝突し、
イスラム教徒とユダヤ教徒の間の聖地を巡る緊張が再び高まることが懸念されます。
エルサレム旧市街のアルアクサ・モスクは、イスラム教でサウジアラビアのメッカ、
メディナに次ぐ第3の聖地とされていますが、同じ場所にはかつてユダヤ教の神殿が
建っていたとされることから、イスラム教徒とユダヤ教徒の対立の火種となっています。
そのアルアクサ・モスクの周辺で、26日、パレスチナ人が石や火炎瓶を投げたのに
対し、イスラエルの治安部隊が催涙弾やゴム弾を使って制圧にかかり、
一時、モスクの中に踏み込む事態となりました。
現地のメディアによりますと、この衝突で、パレスチナ人少なくとも10人と
イスラエルの治安部隊の4人がけがをしたということです。イスラエルの治安部隊は、
モスクに入った理由として、パレスチナ人の若者が、聖地を訪れるユダヤ教徒を
襲うため、モスクの中で火炎瓶や石を準備していたからだと説明しています。
ユダヤ暦でこの日はユダヤ教の神殿が破壊された日とされ、今回の衝突のあと、
強硬なユダヤ教徒のグループが治安部隊の警護の下、モスクの周辺を訪れました。
イスラエルの治安部隊がモスクの中にまで踏み込んだのはおよそ半年ぶりのことで、
イスラム教徒とユダヤ教徒の間の聖地を巡る緊張が再び高まることが懸念されます。
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