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クォン韓経研院長"2%を覚悟しなさい" 【アジア経済】
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政府の認識は安易、クォン院長"国家競争力回復大改革しなければ"苦言
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26日、韓国貿易協会が三成洞（サムソンドン）コエックス インターコンチネンタルホテルで開催した第96回KITA朝食会で、
クォン・テシン韓国経済研究院長が‘韓国経済現況と下半期経済展望’に対して講演した。
クォン・テシン韓国経済研究院長は、今年の経済成長率が2%に終わることもあると展望し、国家競争力回復のために
社会全般の果敢な規制改革が必要な時期だと診断した。
クォン院長は26日、韓国貿易協会(KITA)が三成洞コエックス インターコンチネンタルホテルで開催した、第96回KITA
朝食会に講演者として出席し、'韓国経済現況と下半期経済展望'というテーマ発表を通じてこのように明らかにした。
今年下半期の経済展望に対してクォン院長は、"内需投資中心のゆるやかな回復傾向だが、輸出不振によって約
3%の成長率が予想される"としながら、"しかし年金および労働改革の不備な成果、中東呼吸器症候群(MERS)伏兵、
家計負債増加など内部的要因と、中国やヨーロッパの遅滞した回復傾向など対外条件を勘案すると、2%に終わることも
ある"と分析した。
輸出は主な対象国の成長鈍化、主力品目の競争力低下、円およびユーロ安にともなう価格競争力の低下によって、
1～2%台の低い増加傾向を見せると見通した。経常収支は輸入不振が続くために約1100億ドルの不況型黒字を記録
すると展望した。
また、クォン院長は低金利、原油安により、最近振るわなかった設備投資は回復傾向に切り替わり、物価は対内外
需要不振および国際原材料価格低迷で1%台の上昇率を記録すると予想した。
特にクォン院長は、国家競争力弱化を憂慮した。昨年韓国の国家競争力は144ヶ国中26位で、前年より1ランク下落
した。世界経済フォーラム(WEF)評価基準では、2004年の29位以来10年ぶりに低い順位だ。
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