15/06/23 18:16:01.29 NntGbFch.net
'量的拡大・質的改善'の二兎を追う 【アジア経済】
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3年6ヶ月間に22兆投じて金融死角地帯解消
金融委、"究極的に借金質的改善"
金融当局が23日明らかにした'庶民金融支援強化案'は、'庶民貸し出し量的拡大'と'家計負債質的改善'の２つのキー
ワードに要約することができる。2018年まで22兆ウォンを供給して、合計270万人の庶民が恩恵を受けられるようにする
一方、借金を誠実に償還して再起することができるように、各種インセンティブも用意したためだ。
今回の対策は、韓国銀行が基準金利を年1.5%水準まで引き下げながらも、金融死角地帯にある低信用庶民層は
低金利恩恵を享受することができない問題も、一定部分解消されるものと見られる。特に基準金利引下げにもかかわ
らず、相変らず高金利を維持してきた貸金業の上限金利を低くすることで、庶民の負担が減るだろうと金融当局は判断
している。金融当局は低金利のぬくもりを庶民層が感じられるようにするため、今回の対策に焦点を合わせて貸金業
上限金利を大幅に引き下げることにした。
キム・ジョンガク金融委中小庶民金融政策官は、"庶民が不法金融や高金利貸し出しに頼ることを防止し、庶民金融
負担を緩和して、究極的には借金の質的改善をもたらす効果がある"と話した。
市場の反応は概して肯定的だ。チョン・ジュンホ ハナ金融研究所研究分析室長は、"庶民には金利水準自体が永久
的に低くなる商品や信用供給単位が必要だ"として、"今回の政策はこれを含んでいて、庶民の家計負債負担を減らす
ことに役立つようだ"と評価した。
中金利貸し出し拡大に対しても、肯定的な反応が出てきた。イ・スンホ韓国金融研究院研究委員は、"中金利市場の
拡大は、課資金問題でも古くなった課題"として、"今回の対策は政策金融がその役割を果たすもので、庶民・低信用者を
(中金利貸し出し市場に引き上げて)最終的に正常な銀行利用者にする方向は望ましい"と評価した。
ただし一部からは、'家計負債問題を一層悪化させ、債務者のモラルハザードにつながるのではないか'という憂慮も
提起されている。イ・サンビン教授は"庶民金融を家計負債緩和につなげるために最も重要なのは所得創出"として、
"単純な借金減少はモラルハザードにつながりかねない"と指摘した。
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