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最高裁"通帳残高150万ウォン以下ならば債権取り立てできなくて"
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(ソウル=聯合ニュース)イ・シニョン記者=最高裁判所3部(主審キム・シン最高裁判事)は債務者通帳残高が150万ウォン以下ならば債権
取り立てをできないとし、A貸付業者がウリ銀行を相手に出した取り立て金請求訴訟で原告一部勝訴で判決した原審を確定したと23日
明らかにした。
裁判所は民事執行法で債務者の個人別残額が150万ウォン以下である預金債権は差し押さえることができないと定めたことは最小限の
生計を保障するための強行規定としこれに対する差し押さえや取り立て命令は無効だと判断した。
裁判所はまた、債務者の預金残高が150万ウォンを越えるという点は債権者が証明しなければならないと付け加えた。
A貸付業者はキム某さんなど7人に金を貸して返してもらえないと彼らが預金口座を開設したウリ銀行を相手に裁判所で預金債権に対する
差し押さえ・取り立て命令を受けたが、銀行がこれに対し応じないので訴訟を起こした。
A貸付業者は合計720万4千910ウォンを求めて主張したが、銀行は民事執行法にともなう差し押さえ禁止債権(150万ウォン)金額の取り立て
金請求は不当だと対抗した。
1・2審はこれを受け入れてキム氏など7人の預金債権の中で各自150万ウォンを除いた残り金額だけ取り立てすることができると判断、
貸付業者に合計3千220ウォンを支給しろと判決した。