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"中国旅行行く"…マーズ自宅隔離者説得に夜中'冷や汗'
広津保健所·警察、50代女直接訪ねて行って説得…中旅行放棄させて
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韓国経済 入力:2015-06-11 17:07:57 /修正:2015-06-11 17:07:57
(ソウル聯合ニュース)キム・ドンギュ記者=マーズ患者と接触して自宅隔離通知を受けた50代女性が海外旅行を行くと固執して保健当局
と警察が脂汗をかく騒動が広がった。
保健当局と警察の夜通し説得の末この女性は結局旅行をあきらめた。
11日広津区保健所と広津警察署などによれば前日松坡区保健所はソウル牙山病院で発生したマーズ確定患者接触者に対する疫学調査を
行う過程でA(58・女)さんを自宅隔離者で分類した。
保健所側はこの事実を直ちにAさんに通知した。
だが、Aさんは"11日午前中国に旅行に出発することにした"として旅行計画を取り消しにくいと保健当局に明らかにした。
マーズ確定患者と接触した人が海外旅行に出発するという便りにばっさりひっくり返った松坡区保健所はAさんの住所地管轄である広津区
保健所にこれを通知して協力を要請した。
広津区保健所は10日夕方から11日明け方までAさんに電話をかけて"自宅隔離状態では外出を慎むべきで、特に海外旅行は自制しなければ
ならない"とずっと説得した。
しかしAさんは中国に旅行に行くという意を曲げなかった。
状況が深刻だと判断した広津区保健所は警察に協力を要請、保健所職員1人と広津警察署所属広津地区対警察官5人が共に明け方4時にAさん
の家を訪ねて行った。
彼らが直接会って30分間余りしつこく説得した後に、Aさんははじめて"旅行計画を取り消す"と心を変えた。
保健所側はマーズ中央対策本部にこのような状況を報告して、Aさんに対して法務部出入国管理事務所を通じて出国制限措置を取ったと明らかにした。
広津区保健所関係者は"自宅隔離通知を受けた人ならば誰でも計画した日程に支障がでるなど個人的な不便さがありえる"として"だが、
多くの市民が出ないで隣の安全のために成熟した市民意識を発揮すると信じる"と話した。
この関係者は"自宅隔離者は保健当局と警察が毎日午前と午後2回電話で一対一モニタリングして弱点ができないように徹底的に管理している"
として"国民は保健当局を信じて安心しても良い"と強調した。