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反撃出たサムスン、正面勝負の賭け浮かして…KCC救済者で選択
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(ソウル=連合インフォマックス)ハン・ジェヨン記者=米国系ヘッジファンドであるエリオット マネジメントの'無差別'空襲にサムスン
が正面勝負の賭けに出た。
'株主価値向上'を前に出して第一毛織との合併に反対して株主総会決議禁止仮処分訴訟まで提起して本格的な法的手続きに入ったエリオット
に対抗する反撃のカードを持ち出したのだ。
サムスン物産は10日保有中である自社株全量(899万557株·5.76%)をKCCに電撃売却することに決めた。サムスン物産は第一毛織との合併
成功のために救済者でKCCを選んだ。
サムスン物産は"円滑な合併を終えるための友好持分確保と同時に投資余力を向上して当初合併趣旨である事業多角化とシナジー向上を
加速化するという意志"と説明した。
売却街はこの日終値である株当り7万5千ウォンで、KCCが持分買い入れのために投じる資金は6千743億ウォンに達する。
KCC自己資本(6兆2千億ウォン)の10.8%に達する規模だ。
最近サムスン物産持分0.2%ほどを買いとったKCCは今回の自社株買い入れでサムスン物産に対する持分率が5.79%で拡大する。
サムスン物産が自社株を電撃売却することにしたことは来月17日開かれる臨時株主総会でエリオットとの票対決が避けられないためだ。
サムスン物産が自社株をそのまま持っていれば持分率6%に近い株式を議決権がない状態で使わずにおいておかなければならなかった。
株主をかき集めなければならない状況で議決権がない自社株を入っているのはサムスン物産に致命打になることができる。
結局KCCに手を差し出したのだ。 サムスン物産の友好持分はサムスンSDI(7.18%)とサムスン火災(4.65%)等系列会社とオーナー一家が
保有した13.59%に過ぎなかったがKCCが救済者に出て友好持分は20%に肉迫する。
KCCがサムスンの'救済者'に出たことは今回が初めてでない。 KCCは去る2012年サムスンカードが金産法規定によりグループ持株会社格
であるサムスンエバーランド(現第一毛織)持分を売却する時も救済者を自ら要望した。
(1/2)つづく