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金融委、中国安邦保険の東洋生命引き受け承認
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韓国経済 入力:2015-06-10 22:38:56 /修正:2015-06-11 01:36:42 キム・イルギュ/イ・ジフン記者
中国安邦保険が資産20兆ウォン規模の国内8位圏生命保険会社である東洋生命の経営権を最終買収した。 中国本土資本が韓国金融会社
を買収した最初の事例で、中国資本の韓国進出が加速化するという観測が出てくる。 安邦保険は入札が失敗に終わったりしたが昨年
ウリ銀行引き受け前にも飛び込んで注目された。
◆中国資本、国内金融会社初めての引き受け
金融委員会は10日定例会議を開いて中国安邦保険が東洋生命株式6800万株(63.0%)をvogoファンドなどから取得して東洋生命の大株主に
なるのを承認した。 中国本土資本の初めての国内金融会社引き受けだ。 先立って主人が変わったユヒット証券(過去の東洋証券)は
台湾資本が買収した。
去る2月東洋生命大株主であるvogoファンドなどは安邦保険が東洋生命持分63%を1兆1319億ウォンに売却することに契約した。
金融委は今回の大株主変更承認過程で中国との投資相互主義原則に背くのか検討したが国内法はもちろん国際条約上韓国金融当局が相互主義
を主張する根拠がないと判断した。
中国は外国系保険会社の中国保険会社持分保有限度を最大50%に制限している。このために安邦保険が東洋生命持分63%を引受るように
承認するのは相互主義の側面で適切でないという見解が提起されることもした。イ・ドンフン金融委保険課長は“現行保険業法には相互主義
を理由に外国資本の国内保険会社持分引き受けを排除できる法的根拠がない”と話した。
安邦保険グループは2004年設立された新生金融会社だが積極的な買収合併(M&A)等を通して10年余間に総資産7000億中国元(約126兆ウォン)
の大型金融グループに成長した。資産規模だけ見れば200兆ウォン以上の三星生命には達し得ないがハンファ生命や教保生命よりは大きい水準だ。
昨年アメリカ、ニューヨーク、マンハッタンのランドマークであるウォルドーフ=アストリアホテルを19億5000万ドル(約2兆1600億ウォン)で
買収するなど莫大な資金力を自慢する。
安邦保険最高経営者(CEO)の呉小暉会長は鄧小平前中国軍事委員会主席の長女である鄧林の婿で中国政官界に相当な影響力を持っている
太子党メンバーで知らされた。
(1/2)つづく