15/06/05 17:51:55.38 1/fgLSWs.net
>>62
FIFAをめぐる起訴状では、契約獲得を目指すナイキの行動がかなり詳しく書かれている。
ただナイキは名指しされておらず、「スポーツウエア・カンパニーA」と記され、
米国に拠点を置くスポーツウエアの多国籍企業と説明されている。
アビラ氏の答弁から得られた情報で、さらなる詳細が追加された。
起訴状などによると、サッカー連盟関係者とトラフィック・ブラジルのアビラ氏、
スポーツウエア・カンパニーAの代表4人が44ページにわたる
スポンサー契約書に調印するためニューヨークに集まった。この契約では、
スポーツウエア・カンパニーAが10年で1億6000万ドルを支払うことになっていた。
ブラジル議会の議事録によると、この契約では、
ナイキはトラフィック社への報酬を支払うことを求められないとされていた。
しかし起訴状によると、この契約に反映されていない別の金銭条件が存在した。
それは、「スポーツウエア・カンパニーAは、スイスに銀行口座を持つトラフィックの
関連会社に追加で4000万ドルの報酬を支払うことに合意した」という内容だったという。
本契約が調印された3日後、カンパニーAの代表はトラフィックと1ページの契約を結んだ。
その契約書には、ブラジルサッカー連盟はカンパニーAに直接送り状を送付する権限を
トラフィックに与えたと記されていた。
起訴状によると、トラフィックは3年で3000万ドルの送り状をカンパニーAに送り、
回収代金の一部を賄賂やキックバックに流用したとしている。
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