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米当局、FIFA幹部を汚職で起訴へ 12人逮捕か
By ARUNA VISWANATHA And CHRISTOPHER M. MATTHEWS
015 年 5 月 27 日 14:42 JST
米当局は、国際サッカー連盟（FIFA）幹部の広範な汚職疑惑について詳述した起訴状を
公表する準備を進めている。事情に詳しい関係筋が明らかにした。
関係筋によると、起訴状は早ければ27日朝にもニューヨーク・ブルックリン地区の
連邦裁判所で複数の個人に対して開封される見通し。
関係筋によると、当局はスイス・チューリヒにあるFIFAのオフィスの家宅捜索に向け
準備している。最大12人の幹部が逮捕される見通しだという。
FIFAの広報担当者とは連絡は取れていない。
FIFAは長年、汚職や収賄疑惑がつきまとっており、
起訴は世界で最も人気のあるスポーツの運営組織に混乱をもたらすことになるだろう。
関係筋によると、ブルックリン地区の検察当局と連邦捜査局（FBI）ニューヨーク支局
の捜査官は何年も前からFIFAを捜査していた。捜査に転機が訪れたのは2011年。
FIFA実行委員会の米国人メンバー、チャールズ・ブレイザー氏が当局に協力を始め、
FIFA関係者の不正行為や資金洗浄疑惑に関する情報をFBI捜査官に提供し始めた。
ブレイザー氏は1990～2011年まで北中米カリブ海サッカー連盟（CONCACAF）の
事務局長を務めていた人物。関係筋によると、同氏は当局に脱税容疑で起訴すると
脅され、他のFIFA幹部との会話の録音に同意したという。
ブレイザー氏は重篤な状態にあり、コメントは得られなかった。
URLﾘﾝｸ(jp.wsj.com)