15/03/26 19:34:55.75 ZhtHySAD.net
浮揚カード総動員した韓国銀行、発券力議論も拡大 【アジア経済】
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韓国銀行が景気回復のために動員できるカードを総動員した。基準金利引き下げに続いて、金融仲介支援
貸し出し限度拡大とともに貸出金利まで引き下げるなど、それこそ動員できる景気浮揚カードを全て出す姿だ。
だが、金融仲介支援貸し出し限度を増額するためには発券力を動員しなければならないという点で、少なくない
議論が予想される。
韓銀は26日金融通貨委員会を開いて、現在施行中の金融仲介支援貸し出し(旧総額限度貸し出し)限度を
15兆ウォンから20兆ウォンに5兆ウォン増額して、貸し出し金利を0.25%ポイント引き下げることを決めた。金融
仲介支援貸し出しの支援対象も、中堅企業まで拡大することにした。
金融仲介支援貸し出しは、都市銀行の中小企業貸し出しを促進するために韓銀が発券力を動員して、年0.5～
1%の低利で銀行に資金を貸す制度だ。
金融仲介支援貸し出し限度が一度に5兆ウォン増やされるのは、1994年の制度導入以来初めてだ。韓銀は
2008年の世界金融危機時に限度を2兆5000億ウォン増やし、最近2回は3兆ウォンずつ増額した。最後に増額
したのは昨年7月で、当時12兆ウォンから15兆ウォンに増やした。
韓銀が一度に5兆ウォンもの増額を決めたのは、国内経済の成長傾向回復と成長潜在力拡充を支援すると
いう趣旨と解説される。12日に基準金利を0.25%ポイント引き下げで市中に資金を流そうとしたが、'動脈硬化'が
相変わらずだと判断して、半月で中小・中堅企業に金融を緩和する政策手段を動員したのだ。
ユン・ミョンシク韓銀副総裁は、"全体的に流動性事情は良好だが、一部中小企業など実物経済の方向へ
まともに結びついていない面を考慮した"として、"中小企業に対する銀行の貸し出し誘引を強化して、家計貸し
出し増加傾向緩和を誘導する必要性も大きくなった"と明らかにした。
だが、金融仲介支援貸し出し限度を増額するためには韓銀の発券力が動員されなければならないため、議論も
少なくない。発券力が過度に動員されることになれば、貨幣価値下落につながるためだ。景気浮揚のために持ち
出したカードが、かえって全国民の負担として作用することもあるわけだ。
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