15/03/18 16:29:01.57 ncnZEGKd.net
仕事なくて内輪もめ、暗礁万難の造船ビッグ3 【アジア経済】
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国内造船ビッグ3が市場沈滞にともなう実績不振に続き、内部問題で二重苦に陥っている。
18日造船業界によれば、大宇造船海洋では次期社長人選が遅れて内部混乱が拡大している。16日に開かれた
定期取締役会でも、今月末に任期が終わるコ・ジェホ社長の後任を決定できなかった。今月31日に予定されている
定期株主総会で後任社長が決定されるには、商法上株主総会の2週間前であるこの日に、案件を確定しなければ
ならなかった。結局今回の株主総会で社長を選任することは、事実上不可能になったわけだ。大宇造船海洋は
大株主である産業銀行の決定が遅れたために、社長推薦委員会さえ開けずにいる。
取締役会は後任社長が選任されるまでコ・ジュホ社長が続投することで決議したが、内部では経営空白に対する
憂慮が強い。近く出される非常経営措置も見かけだけに過ぎず、時限付き状態で積極的に業務を推進することは
難しいだろうという悲観論も出てくる。
大宇造船海洋次期社長選任には、手続き上でも最短40～50日が必要とされる。社長推薦委員会と臨時取締役会、
臨時株主総会をすべて経るため、早くても5月中旬以降に決定される展望だ。労組は大統領府など政界から天下り
人事を出す場合には闘争も辞さないと宣言していて、後任人選が内部対立へ拡大する可能性もある。労組はすでに
16日から、ソウル汝矣島（ヨイド）産業銀行と乙支路（ウルチロ）大宇造船海洋本社の前で1人デモを行っている。
現代重工業は最近浮上した女子社員希望退職をめぐり、労使対立が深刻化している。構造調整にともなう対立は
結局、労組がクォン・オガプ社長など役員4人を検察に告発する事件にまで激しくなった。現代重工業労組は会社
側が労組と協議なしで女子社員希望退職を実施した点、解雇回避努力をつくしていない点などを問題にして、16日
にクォン社長を含む役員4人を検察に告発した。
通常賃金による対立も続いている。現代重工業が定期賞与金を通常賃金と認定した裁判所の1審判決を不服と
して控訴したことから、同日労組も賃金遡及基準に問題があると控訴した。構造調整と通常賃金をめぐる労使対立に
決着がつかないまま、悪化する様相だ。
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