18/12/15 15:36:41.59 Uzi0LpvJ0.net
COP24、議長案提示 合意へ協議継続
【カトウィツェ=塙和也】ポーランドで開かれている第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議（COP24）は15日、議長国ポーランドのクリティカ環境副大臣が議長案を提示した。
地球温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」の実施指針に関する内容で、先進国と途上国の間で協議を続けており、14日までの会期を延長して合意を目指している。
議長案は約150ページに及ぶ。途上国への資金支援や温暖化ガス削減の検証方法などを示した。
ただ資金支援を巡っては、将来の拠出額を示すよう求める途上国と、難色を示す先進国が対立している。
一方、削減目標の立て方や削減量の検証を巡り、先進国が主張してきた客観的なデータの提出など共通ルールを導入することで一部合意した。
また経済成長率に応じた削減目標などより緩やかなルールも途上国には認める方向で交渉が続いている。
地球の気温上昇を産業革命前から2度未満に抑えることを目標とするパリ協定は2020年から運用が開始される。
COP24では運用に支障の無い細目は合意を19年以降に先送りし、資金支援など主要項目に絞って合意を目指す。