18/11/02 18:58:12.37 v3XTKRai0.net
誤解その①「日本版GPS」 ⇒みちびきはGPS(アメリカNASAが開発・運用)と
併用することが前提のシステムなので、GPSが使用不能になった場合はみちびきだけでは測位できません。
(2023年以降の7機体制になれば、みちびき単独運用も可能なはず)
誤解その②
「みちびきによってGPS誤差が数cmになる」 ⇒補強信号に対応している機種のみです。
基本的に業務用の数十万円する装置が対象。スマホやiPhoneでは対応していません。
一般人がこの恩恵を受けることは少ないです。
誤解その③
「みちびきによってGPS精度が向上する」 ⇒状況によりけり。
都市部では有視界上のGPS衛星の数が少ないため、みちびきが天頂付近にあることで
測位用衛星の数が増えて精度が高まる
(=もともとのGPS精度に回復する)ことが期待できます。
誤解その④
「みちびきで自動運転が可能になる」 ⇒みちびきの電波だけでは無理です。
端末側が位置情報を算出するまで数秒~数十秒かかるので、
高速で動く自動車では車体のセンサーを使って道路や障害物を検知するのが基本で、
位置情報は補佐程度にしか使えません。