18/08/16 02:50:04.83 banC/xoT.net
慶尚南道のとある地方都市で、バスターミナル近くのモーテルに
泊まった。客室にティッシュの紙箱があり、それにコーヒー
(커피) なんちゃらの広告が電話番号とともにいっぱい印刷してある。
それを見て、コーヒーを飲みたくなった。しかしハングル超初心者なので、
注文の仕方がわからない。それで1階の受付の小窓をのぞきこんで、
おばさんにティッシュ箱を見せたら、「OK (チョアヨ)」 と
言って、箱を見たのか見ないのか、すぐ電話してくれた。
客室に戻ってしばらくすると、コンコンとノック。若からず、
年寄りからず、という風の女性 (アガシ) が入ってきた。あれ、
手ぶらじゃないか、と思う間もなくさっさとシャワーを浴びてきて、
ベッドに上がった。
ご当地のシステムではコーヒーは後回しなのかな、と思いつつも、
マナーとしてこちらも裸になって、体を重ねた。
終わったら、しばしまどろんだ後、彼女はあっけらかんとして
出ていき、結局コーヒーにはありつけなかった。
翌朝早いバスに乗る予定だった。モーテルを出るとき、くだんの
小窓をのぞいたら、昨夜の受付のおばさんはいない。代わりに
客室に来たアガシが布団にすやすやと眠っていた。