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静岡市消防団員報酬 個別振り込みに変更
自治体が支出した消防団員の報酬を団長が管理し、団員の手元に渡らない事例が全国で指摘されていることを受け、
静岡市は二日、報酬は今後、個人の口座振り込みに切り替える方針を示した。開会中の市議会九月定例会で、担当局長が答弁した。
静岡市内には消防団員二千六百五十九人(昨年四月時点)が属し、条例に基づき年約二億六千万円の報酬を支払っている。
報酬は各分団の口座に振り込み、団長が各団員に支給することになっているが、松谷清市議(緑の党)は「報酬を受け取っていないと証言する団員がいる」と指摘した。
市側は「報酬は適切に運用されていると認識している」とした上で、二〇二〇年度からは受領時に団員から直筆の署名を取るようにする考えを明らかにした。
総務省消防庁は昨年、消防団員のなり手不足対策の一環として、個人口座への振り込みに変更するよう、各自治体に通達。
県内では沼津、掛川市が移行済みで、浜松市消防局も個人口座への振り込みを検討している。