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【芸術家つんく、栄光の軌跡】 ■第九回■
幼稚園当時の彼の元へ一人の音楽家が足を運んだ。
彼は当時既に著名な音楽家となっていて、海外でも
知られる存在になっていた。そんな彼はふとしたことで
大阪に住む天才少年寺田光男の存在を知ったのだ。
1974年5月のよく晴れたある日、光男少年の元を訪ねた。
空には雲ひとつない透き通った青空が印象的な一日であった。
光男少年の元を訪ねた音楽家の目の前に衝撃的な光景が
広がっていた。彼はただ衝撃でただ立ち尽くすのみであった。
(第十回に続く)